どうも、うどんです。
【生涯投資家】村上世彰著を読んで感じたこと。
率直に非常に面白い内容だった。
世間ではアクティビストの代表格という位置付けの村上ファンドであるが、彼の信念は日本のコーポレートガバナンスを正すこと。
それを実践するための様々なエピソードをみることで、どのような思考回路でその行動にいたったかが分かった。
いまの時価総額に対して過大なキャッシュ等を保有していたり、オーナーによる私物化が非効率を生み出していたり、投資家として議決権を拡大していく中で発言力を高めて、実際に企業に行動させる一連の手法はうどんにできるできないは別として大変勉強になるものだった。
日本においては2015年にコーポレートガバナンスコードが制定され、浸透が図られてきた。
また2022年の市場改革でプライム市場を中心により高度なガバナンスを求められるようになった。
持合株式による規律の低下を悪とし、流通時価総額の概念がでてきたし、より投資家として個人が重要視される可能性や株価を適正な水準に戻す企業行動が想起される。
これからも日本に対する投資は継続でいいのかもしれない。歪みを正す過程でしっかりリターンをとる。
ではまた!ᕦʕ •ᴥ•ʔᕤ