どうも、うどんです。
不祥事のときは通常の株価の売買では想定できないほと株価が大きくさがることがある。場合によっては買付のチャンスでもある。
過去オリンパスの飛ばしが発覚したとき、果敢に買い向かった人は報われた。
まず内容だが、エスコン本体からリートへの物件の売却価格について不動産鑑定評価を変更するように圧力をかけたというのが本質。
本来は利益相反が発生しやすい取引なので第三者の鑑定評価が重要になってくるが、そこを曲げてスポンサー有利(REIT投資家不利)の価格に誘導した事実が発覚している。
これは非常に大きな問題!
本件によっていままでの評価は公正な価格だったのか、いままでの価格が圧力で曲げられたものなら現在価値はさらに悪化するのでは、これからも投資家軽視の運営がなされるのか、などなど懸念はたくさんあろう。
その影響で本日の株価は11%超の下落となり、利回りも5.78%と上場リートで最高となっている。
本件はSESCから金融庁へ行政処分勧告が出されている。今後の処分内容はわからないが内部管理体制の再構築や新規の資産管理の受託制限、課徴金などが考えられる。
翻って本日の下落をどうみるか、、、たぶん下げすぎ。
普通不動産価格はこんなに急変動はしないが、リートの場合は需給要因で下がることがある。
流動性がそこまで大きくはないので売りを吸収できずにそのまま下落していく。
しばらく売りは続くと思うが、いったん行政処分で売らざるを得ない人たちが売り終わったらいまの株価水準は下がりすぎなので、買ってもいいということになるだろう。
不動産の価値は賃料で決まる、賃料が変わらない中での株価急落は押し目だと思う。
ではまた!!ᕦʕ •ᴥ•ʔᕤ